株式会社芝浦電子

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用語解説
Glossary

サーミスタに関する用語を解説しています。

温度センサ

温度センサは、物や空気などの温度を計測することができる機器です。
温度センサには、サーミスタをはじめ、熱電対や白金測温抵抗体などの種類があります。
中でも、芝浦電子の製造するサーミスタという種類は、他の温度センサに比べ小型で安価に製造できるため、
暮らしの様々な機器に搭載されています。

ガラス封止サーミスタ

ガラス封止サーミスタとは、感熱部分がガラスで封止されたサーミスタです。
ガラス封止することで、耐熱性、機械的強度、安定性を備えた芝浦電子の主力製品です。

絶縁抵抗

サーミスタ素子の絶縁抵抗はリード線-ガラス間における絶縁性のことをいいます。
>サーミスタに関する絶縁抵抗の説明はこちら

抵抗値

電気抵抗(でんきていこう、レジスタンス、英: electrical resistance)は、電流の流れにくさのことであり、単に抵抗ともいいます。
サーミスタは、周辺の温度変化によって、抵抗値を大きく変化させることができる電子部品です。

抵抗温度係数(α)

サーミスタの抵抗が温度1℃あたりどのくらいの割合で変化するかを表す係数です。記号はαで、単位は%/℃ です。
>サーミスタに関する抵抗温度係数の説明はこちら

熱時定数(τ)

温度変化に対する応答性の度合いを表した定数です。
対象物の温度変化に対する抵抗値の追従性が早いものがより応答性が良いサーミスタとなります。
>サーミスタに関する熱時定数(τ)の説明はこちら

熱放散定数(δ)

静止空気雰囲気においてサーミスタ自身が通電による自己加熱で1℃温度上昇するために必要な電力のことです。
>サーミスタに関する熱放散定数(δ)の説明はこちら

B定数

B定数は温度変化に対するサーミスタの感度(抵抗値の変化の割合)を表す物性値です。
>サーミスタに関するB定数の説明はこちら

NTCサーミスタ

負特性の抵抗変化をするサーミスタです。
周辺温度が高くなるにつれて、サーミスタの抵抗値が下がります。家電など身の回りの製品に取り付けられる場合が多いです。
芝浦電子の製造するサーミスタはすべて、NTCサーミスタです。

PTCサーミスタ

正特性の抵抗変化をするサーミスタです。
周辺温度が高くなるにつれて、サーミスタの抵抗値が上がります。温度補償用に取り付けられる場合が多いです。
芝浦電子では、PTCサーミスタは製造しておらず、すべてNTCサーミスタです。

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